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佐喜眞淳のブログです。〜キーボードから うた 三線まで〜
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クロネコリズムというバンドで、久々のライブ。みんな以前より熱く、激しくなってますので是非おこしください。攻めます(笑)
■塚本功 LIVE IN OKINAWA


 
小島麻由美、SLY MONGOOSE、THE HELLO WORKS、スチャダラパー、ピラニアンズ、ネタンダーズで話題のギタリスト・塚本功の久々の沖縄ライブが決定。 アンプに直結したシンプルなスタイルから繰り出される唯一無二のギター・サウンドにビリビリと心震えること必至。県内からは以前に共演を果たしたクロネコリズムらが参加。
 
日/6月15日(金)
場/PLaYer’S CAFE
出演/塚本功・クロネコリズム・and more…
料/前売 1500円 当日1800円(要1D)
時/開場20:30 開演21:00
問/PLaYer’S CAFE 098-929-1169
http://kuronekorhythm.ti-da.net
kuronekorhythm@gmail.com

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 昨日、宜野湾市長選挙があり、「佐喜真淳(アツシ)」が当選しました。彼の公約はハッキリと、「普天間基地の固定化を防ぎ、県外移設をさせる」というものです。日本政府・防衛省などは彼に「辺野古」容認を期待しているようですが、そのようなことは沖縄の状況が許しません。 かんちがいをされては困ります。


 かんちがいといえば、私は「佐喜眞淳(ジュン)」と申しまして、たまたま彼と漢字が同じなのです。 しかし政治家などに興味はありません。

 私は、ミュージシャンです。 まだまだ若輩者ですが。
 私は、私の音をより素直に出せるようになりたい。そして、周りの人やモノとも響き合い、最終的には音の向こう側までをも表現できるようになりたいのです。


 3月の初め、それを体現している憧れの先輩方とライブをします。是非いらしてください。

日程、2012年 3月2日(金)

出演、國仲勝男・小谷まゆみ・真喜志亮・佐喜眞淳

場所、佐喜眞美術館

時間、7時オープン・8時スタート

料金、入館料込みで2000円
 最近までやってたバンド「385」についてすこしずつ書いていきたい。

「行動」という曲がある。CD「脳みそあらおう」の1曲目で、ライブでもだいたい最初に演奏してた曲だ。
この中で私が作詞をした部分があるので紹介したい。特に、2番の冒頭である。

沖縄だけに75%
何ぬ話か分かるかいったー
いつまで続く差別の象徴
我達や捨て石かや
エー! 美ら美ら綺麗なことだけならべる奴ら
エー! いったーハゴーだばーよ!


(「いったー」は「あなた達」、「エー!」は「オイ!」という呼び掛けの感嘆詞、「ハゴーだばーよ」は「汚ねぇんだよ」という意味。 また、「捨て石かや」は、「捨て石なのだろうか」と「捨て石かよ!」の両方のニュアンスを含んでいる。)

これはウチナーヤマト口(沖縄スラング)であり、普段私がつかっている言葉だ。
これを書いたのは東京にいたころだったので日本標準語で書くことも検討したが、あえてこれにした。
理由は2つ。キレイな日本語だと叫びづらかったことと、政治的配慮である。

叫びづらいというのには息継ぎや滑舌の問題と、リズムや韻律など音楽的な問題があった。そして私はこの場面では、なるべく生の感情をそのまま音にしたかったので、日常的に叫ぶときの言葉、つまり普段のケンカ言葉がしっくりきたのだ。

もうひとつの政治的配慮についてであるが、それについては「385」と、当時の社会情勢から説明しなけらばならない。
まず、「385」は沖縄で2008年に始まったバンドなのだが、少しでも多くのファンを得るために2009年の夏に上京した。ちょうどこのころ、「基地は県外へ」との公約を掲げた鳩山内閣が発足し、私は多少の希望を抱いていた。しかし、日本の官僚やマスゴミをはじめとする多くの「親米」日本人とアメリカによってその約束はすぐに潰された。
(最近ウィキリークスによって当時のクサレ官僚たちの醜態が明らかになった。)

私は東京の沖縄料理屋で接客をしていたので、このことに対する、様々なお客さんの反応を見ることが出来たと思う。
沖縄に同情的な意見もそれなりにあったが、逆に沖縄を見下したような発言も多く聞いた。信じられなかった。「沖縄大好き」と、わざわざ沖縄料理屋にやって来て、基地は沖縄にとか、沖縄人は馬鹿だとか、無能だとか、沖縄の女買ったら毛深かったとか、そんなことを言う人々が実際に存在するのである。
はらわたが煮えくり返っても御客様を刺すわけにはいかない。あんな屈辱は初めてだった。

そんな中であの歌詞ができたのである。いや、「詩」というのはおこがましい。ただ言いたかったことをストレートに、音にあてはめただけだ。

私は、何か伝えなければと思った反面、その内容にたいする反発をおそれてもいた。
もし、これが原因でバンドのファンが減ったりでもすれば、東京に来た意味もなくなってしまう。
「政治的」な話題を耳にするだけで心をとざしてしまうお客さんも沢山いるにちがいない。(私は、安保問題に対する無視や無関心も立派な政治的行為だと思う。どっちにしろ、私は「385」で政治的なプロパガンダがしたかったのではない。私の考える「ロック」そして同時に、メンバー皆でつくる「ロック」がしたかったのだ。)

そこで、沖縄の言葉を選んだ。これなら、沖縄に対して理解の深い人にしか分からない。
東京では、まず「385」の音楽に興味を持ってくれる人を増やすことが最重要事項だったのだ。そして好きになってくれた人にあとから意味を調べていただくか、自分で解説すればいい。また、そうすることで最初から説明するよりも、より深い共感を得られるかもしれない。

しかし、今までなかなか話をする機会も作れなかったので、この場で解説させていただきたい。
もう私はこのバンドを抜け、この曲を演奏する機会もなくなったので、いい頃合いだ。「385」と、このブログは無関係になったのだ。
なにより、普天間基地の固定化も、辺野古の新基地も、止めたいので今こそ訴える。


沖縄だけに日本全体の米軍基地の75%が集中している。
これらは構造的沖縄差別の象徴だ。
私たちは捨て石か。(沖縄戦から今までずっとそうなのだ。)
一方で「ちゅらさん」などにみられることだが、沖縄を美しい観光地としてだけ持ち上げ、基地問題に触れないことで、この差別的な現状は隠されている。
綺麗なことだけならべておいて沖縄に基地を押し付ける奴らは醜悪だ!!!
  4月7日、下北沢で385ライブをした。

 私はここ2年ぐらい「385」というバンドをやって来たのだが、脱退することになり、
東京での最後のライブがこれだった。

 あっというまだった。

 とてもあたたかく、アツいライブだった。幸せだった。

 この日急遽手伝ってくれたドラマーの小銭さんをはじめ、関係者の皆さん、そして、みに来てくれたお客さん、今まで応援してくれた多くの方々に、こころから感謝している。

 ありがとうございました。

 
 書きたいことは山ほどあるが、なかなかまとまらないので、今日はこれまで。
 また後日アップします。
  さっき、業者の方が私の部屋に来て、インターネットが再びつながりました。ひと月ぶりです。

 インターネットと距離を置いてみると、そのありがたみがわかります。例えばコレ。
http://english.aljazeera.net/watch_now/
 英語版アルジャジーラの放送が見れちゃうのです。あ、ちなみに私は英語よくわからんけどね(笑)。

 言葉は理解できなくても、チュニジアやエジプトのUprisingの映像をみていると、胸が熱くなります。
 
 「デモ」というのは、沖縄出身の私にとっては見慣れた光景でした。しかし世界では、あのような革命的な事も起きている。そう思うと、希望を忘れかけていた自分が恥ずかしくなります。

 沖縄は、今も米軍基地の差別的な集中をはじめ、多くの政治的な問題を突きつけられています。
 この状況が変わらぬ限り、いつか私たちも権力者を震え上がらせるようなUprisingをする必要があると思います。

 そのためにまず必要なのは、記憶の継承や、理論的な思想の形成。
・・・あぁ〜、そう言う私がなにもしてない。なにもできてない。
 がんばります!!! アルジャジーラみながらがんばります!

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プロフィール
HN:
淳(弾きやー)
性別:
男性
自己紹介:
 ピアノ・キーボード、うた・三線奏者。
 中学時代はビートルズ、高校時代はボブマーリー、大学でジャズ研、そして様々なバンドに加わる。

 最近「385」を脱退し、琉球に帰国。沖縄の「クロネコリズム」や「マジェスティックス」を中心に活動している。

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