昨日は久しぶりの友達と飯を食いにいった。
そこで、少し前までよくテレビに出ていたエセ占い師のようなおばさんの話になった。
そのおばさんは太かった。にもかかわらず「細木」と名乗っていた。
（もし本名だったらごめんなさい）
そんなことはどうでもいい。それよりも問題なのはあのおばさんがテレビに出てたころから、世の中に「あぁ私は大殺界だ」と嘆く人々がやたら増えたことだ。
あのおばさんが多くの人を「大殺界」とやらに導いたといっても過言ではない。
まるで不幸の手紙。公共の電波を使うからタチが悪いよね。

しかも、その「大殺界」とやらは、一定期間を過ぎるとなくなり、勝手に状況はよくなるらしい。おみくじの大凶みたいなものか。

まぁそうやって、今は苦しくてもそれは一時のものだと思わせて根拠なき希望を抱かせるということも、この閉塞感の深まる社会には必要なのかもしれない。
しかし、である。
そんなもの苦しみを忘れるためのまやかし以外の何ものでもない。マルクスっぽく言えば民衆のアヘンだ。今っぽく言うと民衆のノリピーか。
一瞬の快楽は味わえど、問題の根本はなにひとつ解決できない。
世の中が勝手によくなるなんてことは、まずない。
理不尽な世の中でもとりあえず順応して我慢しとけばいつか良くなるとか、そんな嘘っぱちを信じてしまうと非常に危険だと思う。それでは未来につながらない。もちろん、未来のために我慢が必要な場面もあるけど。

今日本では自殺で死ぬ人の方が交通事故で死ぬ人よりも多い。ムチャクチャである。
原因としては経済的な理由がよく言われるが、もっと大きな問題があるだろう。
なぜって日本より貧しくても自殺の少ない国は世界中、沢山あるのだ。
・・・この話は長くなりそうなのでまたいつか。

今の狂った社会に耐え忍ぶだけでなく、理想的な社会を思い描くこと。そしてそれを多くの人が共有し、そこに向かうこと。それが本当の希望だ。本当に必要なものだ。

まだ、うまくは表現できないけど、これがロッカーであり、ラスタマンである、私の基本的な考えである。ヨロシク！
既成の価値などぶっこわせ！！！


それから、昨日はラスタファリズムの話になった。それについてもまたいつか！