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最近「沖縄県尖閣諸島」のニュースが気になる。もしあれが「沖縄県」の話ならば、「県民」的な意見を述べたい。
少しでも沢山の魚を捕りたい八重山の漁民が文句を言うのはわかるが、東京とかのカンケーない人たちがやたらに中国を批判するのが不思議でしょうがない。
沖縄の土地が米軍に接収され続けている事実や、沖縄での米軍人による犯罪とかには無関心なのに、なぜか尖閣という無人島の話になると熱くなるって、あれ何? 中国と米国の差?
そもそもあの辺には1879年まで琉球国が存在したわけで、そこらへんを全部すっ飛ばして「固有の領土」日本チャチャチャというのはおかしい。
私が最も心配しているのは、最近流行りの中国脅威論と「米軍基地=抑止力」幻想が一緒になって、沖縄に襲いかかりやしないかという事だ。 現に内地人の間では、やっぱり米軍基地は沖縄に置かなくちゃ♪という意見が増えているらしい。
これは深読みだが、そうしむけるために、日本政府はわざとあんなずさんな対応を行ったのではないだろうか。
少し前から、日米政府は自衛隊の沖縄への配置や日米軍の基地強化を図っている。今回の事件を受けて、その流れは加速されるだろう。「世論」と言う味方をつけて。
仮に沖縄人全員が反対したとしてもその人口は日本全体の1%しかない。99%の内地人の都合でどうにでもできる。差別もイジメもやりたい放題。これが日本の「民主主義」だ。
そうして、もし中国と日本が軍事力で対決するとなれば、沖縄はどうなるか。
基地の島という半植民地的な状況から脱却したいという沖縄の願いは当分叶わなくなる。
むしろその体制が強化され、今よりも大きな屈辱的状況がつくられるだろう。
軍用地は返還されず、基地への依存を強化する経済政策が行われ、まともな産業は育たない。
観光産業はちょっとした外交的・軍事的緊張によって壊滅。
自立経済なんて夢のまた夢。
最悪、沖縄は戦場にされかねない。
沖縄戦の再演だ。
それだけは絶対にあってはならない。
尖閣諸島うんぬん言う内地人や中国人はそこまで考えているのだろうか?
いや、自分が安全圏にいると分かっているからこそ過激な発言ができるのかもしれない。
無責任に国家のエゴを代弁する人間は、日本人だろうと中国人だろうとFUCKである。
そしてそれらを横目に、ニヤついているであろうアメリカも。
日中がケンカして儲かるのは軍需産業と、日本からお金を貰うアメリカだけだ。
そういえばアメリカさんは最近、「思いやり予算」の名称を変更しろとか、金額を増やせとか言っているらしい。いろいろと、タイミングが良すぎやしないか。
米、思いやり予算に不安…日本に説明求める : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
みんな、国家とやらに踊らされてはいけない。税金がいくらあっても足りなくなる。特に日本は借金まみれ。ここはクールになるべきだ。
もう「ウエストサイド物語」のサントラでも聴きましょう。歴史に残る名盤だと思う。
バーンスタイン、リスペクト!
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中学時代はビートルズ、高校時代はボブマーリー、大学でジャズ研、そして様々なバンドに加わる。
最近「385」を脱退し、琉球に帰国。沖縄の「クロネコリズム」や「マジェスティックス」を中心に活動している。
心情ラスタマン