新年の幕開けは母の実家で過ごした。祖母と叔父と従弟と私の４人という組み合わせで、楽しかった。場所は奈良県十津川村という、紀伊半島の山の中である。周囲を高い山に囲まれているため、日照時間が少なく、東京や奈良市より寒い。

　そういえば、今回は初詣は行けなかった。神社の建ってる山が雪で覆われており、我々の車では危険だったためだ。（笑）

　ところで、説明が遅れたが私はハーフである。琉球と十津川のだ。

　将来的には沖縄で生きてゆくつもりだが、紀伊の山奥にも自分のルーツがあることを忘れることはないだろう。あの山々は私の心の支えの一つである。

　沖縄というのは、いい所も沢山あるが、極めて植民地的な場所でもある。だからこそ逃げたくないと思うのだが、（もとより、意志がどうあろうと逃れることなど不可能だが）どこかに心の休み所を設ける必要がある。うちなーぐちで言う「ちむすがりどぅくる」というやつだ。

　その点私は非常に恵まれているなと思う。もちろん十津川だけが「ちむすがりどぅくる」ではないけど、この暮れ正月はかなり落ち着いた。

　十津川よ、山々よ、ありがとう。そして私のおばあちゃん、ありがとう。これからもヨロシク♪

　あ〜、昨日また東京にやってきた。今日早速ライブを観に行った。すべてを私の血肉にしていこう。
　今年もがんばるぞ！！去年と違う年にしてやる！